【分類】ロウバイ科ロウバイ属
【学名】Chimonanthus(=冬の花)praecox(=早咲きの)
【原産】中国
【別名】カラウメ(唐梅)、トウバイ(唐梅)
【用途】庭木、公園樹、生け花等
【開花】12月~1月
【最終樹高】2m~5m
【栽培適地】東北以南満月ロウバイは色が濃い黄色でふっくらした花を咲かせます。
早咲き性で12月中旬から開花するので、お正月の生け花などに用いられます。
雪のふる中でも花を咲かせます。
花の少ない冬に咲く花として有名です。特に、12月中旬から正月に咲く品種の「満月ロウバイ」に人気があります。その他見分けがつきづらいのですが、ロウバイにはいくつか品種があります。1.トウロウバイ(Meratia praecox Rehd.et Wils.var.grandiflora Rehd.et Wils.)
ロウバイの変種。花の中央が濃赤芯で、巾がやや広くふっくらしている。
九州地方では、こちらが満月ロウバイと呼ばれることがあるため、九州満月ともいいます。
2.ソシンロウバイ(Meratia praecox Rehd.et Wils.var.concolor Mkino)
花弁の中央部分が黄色く、満月ロウバイより花弁が小さく、黄色が薄い。
ロウバイの中でも優しい色から、茶花として利用されている。
3.マンゲツロウバイ
ソシンロウバイの変種。ソシンロウバイより花が大きく、鮮やかな黄色をしたもの。
近年増殖され、関西地方では正月に開花し、早春まで長期間咲きつづづける。
ロウバイの育て方
日当たりのやや湿り気の肥沃な土壌を好みます。半日陰でも育ちますが、日当たりのよい場所のほうが、花芽がつきやすいです。西日と風を嫌う面もあります。
株立ち状になりやすいので、ヒコバエは早めにカットし、主枝3、4本の樹形で仕立てるとよいでしょう。
不要枝は剪定しますが、伸びた枝を切らない方が、花つきはよいです。
強健で病害虫もほとんどありません。露地植えすると生育は早く、花もよく咲かせます。
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写真は24年1月19日に撮影しました。
根鉢を除いた樹高は、1mです。
季節によって状態は変化します。241c-u【kaboku】
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